しょっちゅうは使わないけど、効果的に使えればかなり格好いい奇数連符。打ち込み方法がわかったのでメモ。
Logicのトランスフォーム機能を利用した奇数連符の打ち込み方法です。
Logicのトランスフォーム機能を利用した奇数連符の打ち込み方法です。
5連符を入力する場合を例にとって説明します。
1:上部メニューの「ウィンドウ」から「トランスフォーム」を選択。
※[command + 4]でショートカット。
2:新規プリセットを作成。
「**初期化されたユーザセットを作成してください!**」を選んで、「作成」。
※プリセット名を変更しようとすれば上と同じダイアログがでるので、同様に「作成」を選べば新規作成される。
3:「位置」と「長さ」を「掛ける」にして、「0.8000」に設定。
※何度も使うのであれば、プリセットの名前を変更しておくと分かりやすい(任意)
4:小節頭から16分音符を5つ打ち、選択。
5:トランスフォームの「実行のみ」を押す。
トランスフォームに入力する数字は何連符にするかによって異なる。
- 5連符=0.8000
- 7連符=0.5714
- 9連符=0.4444
- 10連符=0.4000
- 11連符=0.3635
何拍に収めるかは打ち込む音符を変えると簡単。
- 2拍○連なら、打ち込む音符を8分音符に。
- 4拍○連なら、打ち込む音符を4分音符に。
- 6拍○連なら、打ち込む音符を2分音符に。
やり方を覚えれば上記の数字をメモしておけば、ほぼ対応出来ると思います。
ポップスならこれ以上複雑な連符はでてこないと思われますし・・。
わかりづらいですが、理屈を知りたい方は下記をお読みください。
↓
※ 解説 ※
上記の作業では、「仮に打ち込んだ音符を、本来打ち込みたい音符の位置と長さに後でずらす」ということを行いました。
トランスフォームで入力した数字は、音符をどれだけずらすか?を入力したわけです。
そして下記が、仮の音符に対する本来の音符の相対的な長さの求め方です。
・16分音符の長さを「1.0」とした場合、1拍の長さは「4.0」。
・1拍に5個の音符を収めたい場合、1個の音符の長さは、
4.0÷5=0.8
→ 5連符1個の長さは「0.8」
これで本来打ち込みたい音符の長さがわかったので、トランスフォームを使って「位置」と「長さ」を相対的にずらしたわけです。
ポップスならこれ以上複雑な連符はでてこないと思われますし・・。
わかりづらいですが、理屈を知りたい方は下記をお読みください。
↓
※ 解説 ※
上記の作業では、「仮に打ち込んだ音符を、本来打ち込みたい音符の位置と長さに後でずらす」ということを行いました。
トランスフォームで入力した数字は、音符をどれだけずらすか?を入力したわけです。
そして下記が、仮の音符に対する本来の音符の相対的な長さの求め方です。
・16分音符の長さを「1.0」とした場合、1拍の長さは「4.0」。
・1拍に5個の音符を収めたい場合、1個の音符の長さは、
4.0÷5=0.8
→ 5連符1個の長さは「0.8」
これで本来打ち込みたい音符の長さがわかったので、トランスフォームを使って「位置」と「長さ」を相対的にずらしたわけです。